本事業参入への想い

新居弁天を含む南浜名湖地域は、かつて舞阪宿・新居宿・白須賀塾と東海道の遠州路九宿のうち3つがある宿場町として栄え、新居関所は東海道の要衝というだけでなく今切港の検閲も兼ねるという街道の要でありました。明治以降は、風光明媚な浜名湖の玄関口として、幾多の娯楽施設が設けられ、海水浴場を皮切りに釣りや潮干狩りなど多くの人で賑わいました。しかし、この数十年レジャーの多様化に伴う観光客の減少、施設の老朽化など衰退の一途を辿っている感が否めません。唯一夏場に賑わいを見せていたわんぱくランドも閉鎖され、誰かが声を上げ行動に移しかつての活気溢れる地域に造り変えていく必要があると感じました。弊社は5年前の平成29年9月に南浜名湖再開発推進協議会を立ち上げ、地元の関係者に声をかけ定期的に勉強会を行ってきたものであります。令和4年度、本地域の活用に関する提案募集が始まったことを受けまして、再度開発地域にある施設を有機的に繋げ、新居弁天地域から湖西市全体へ、更には浜名湖一帯に周遊の仕組みを作り、この地域の活性化に繋げる計画です。本計画では、観光客を招くという経済効果だけでなく、訪れた人々が気候温暖、風光明媚な新居弁天地域の魅力に惹かれ、New Familyが移住したくなるような環境を整え、それに伴いスーパー、飲食店などのサービス業が進出するなど活気溢れるNew-Town造りに繋げていきたいと考えています。

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